衣食住を共にして

神奈川県在住、賃貸2LDK、車なし。2人の男の子が居る、どこにでも居る普通の夫婦が日常のあれこれについてお互いの視点から書いていきます。

【03_M】夫の育休取得について

こんにちは、加藤家 夫です。

 


今回は珍しく私からスタートして「育休」についてお話ししたいと思います。

 *たまにはあなたから書きなさいよと妻に叱られました(汗

 


私は2人目が6ヶ月〜1歳まで半年間育休を取り、その分、妻は早期復帰をしました。

 

私の周りで男性がそれほど長くとっている人はなかなかおらず、結構驚かれます。ましてや夫だけが取得しているなど予想だにしていないのか大抵は夫婦揃って休めていいね〜と誤解されます。

 


厚生労働省の最新調査によると、日本の男性の育休取得率は約6%、3ヶ月以上の長期取得に至ってはその内の3%、つまり男性全体の約600人に1人の割合なんだそうです。少し前に小泉環境相が育休を取ると話題になっていましたが、党の反発もあり彼も結局2週間の取得に留まったようです。

 

まだまだ男性の意識が低いのは確かですが、社会や会社の受け入れ姿勢にも問題があると思います。私も会社に取得の6ヶ月前に伝えましたが、所属チームに人員の補充はなく、残された同僚に私の業務を負担してもらうしかありませんでした。


それでも私が長期間の育休取得を決断した理由について話したいと思います。

 


1.2人目を育てるときの条件

 

少し赤裸々な話になりますが、1人目の育児が少し落ち着いた3才ぐらいの時に、2人目の計画について夫婦間で話し合いをしました。私は兄弟はいた方がいいからと言う理由で当然作るつもりでいましたが、妻は割と慎重でした。

 


妻:「乳児を育てる大変さ分かってる?夜中ろくに寝られない期間が1年以上続くのよ?」

 


私:「分かってるつもりだけど‥」

 


実は1人目が生後6ヶ月〜1歳までの約半年間、私は会社の研修で海外に単身赴任をしていました。その間、妻は育休を取り、実家に帰省していたものの両親はまだ働いていたので育児に関してはほぼワンオペでした。なので実際の大変さを味わったわけではありませんでした。

 


妻:「私のキャリアのことも考えてるわよね?当然、次は保育園入れるまではあなたが育休とるのよね?」

 


私:「と、当然考えてるとも。最低でも半年ぐらいは覚悟してるよ。(オドオド)」

 


‥とまぁこんな感じで能動的に(!)育休を取ることを決めたのでした。

 


2.夫婦平等の実現

 


過去のブログで述べた通り、我が家は共働きで仕事・育児・家事、全てにおいて平等をモットーにしているので、それを守ることも強いモチベーションに繋がりました。

 


また私の仕事は出張が多いので、私が休んだ方が平日の夜は妻のサポートも受けながら子育てができる点も大きかったです。

 


3.子育てへのリベンジ

 


1で述べたように1人目の時は半年間子供と離れ離れだったので帰国して暫く、子どもにとって私はなぜか家にいる知らないおじさん状態でした。

 

子どもに食事を与えても一切食べてもらえず、寝かしつけをしては大泣きをされる始末で全く使い物になりませんでした。

 

少し落ち着いた頃、妻に言われた一言を今でも覚えています。

「子供が懐かない姿を見ると、助けてもらえないのは残念だけど、正直しめしめって思うわ。」

 


心の中でいつか見返してやるからみてろよ〜という思いがありました。(笑)

 


よく乳児には母親の愛情が必要で1歳までは母親が近くにいるべきだという話を耳にします。それは事実だと思いますが、触れ合う時間が短いからといって愛情が不足するわけではないと思います。

 


それに育休をとってわかったことですが、乳児の育児には体力が必要です。歩けない分、移動には抱っこが伴いますし、夜は頻繁に起こされるため体力ゲージが満タンになることはありません。それならば、体力的には恵まれている男性の方が向いているのでは?とさえ思います。

 


さて、リベンジは果たせたのか。

育休中はもちろんのこと、育休が明けても2人目は私によく懐いています。もっと言うと、私と寝る時の方が寝かしつけもスムーズですし、よく寝てくれるように思います。

 


リベンジ成功です!

 

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いかがでしたでしょうか。

 


まだまだ男性育休は少数派ですが、旦那さんに育休をとってもらいたい方、これから取りたいと思っている方、そんな方々に1人でも同志がいるよ、と知ってもらえたら嬉しいです。

 


男性育休の決断の時、妻はどんな心境だったのでしょう。次回のブログでそのあたりが聞けると思います。(私も気になります。)

 


また次回以降、育休中の生活についても書くつもりですのでお楽しみに。