衣食住を共にして

神奈川県在住、賃貸2LDK、車なし。2人の男の子が居る、どこにでも居る普通の夫婦が日常のあれこれについてお互いの視点から書いていきます。

【02_M】平日の家事分担について

こんにちは、加藤家 夫です。

私からはまず「平日の家事分担」の経緯について。

 

先日、会社の人事から共働き家庭のモデルケースとしてお声がかかり、夫婦でインタビューを受けました。(ちなみに妻も同じ会社です)

妻が前述の通り、我が家は家事も育児も「はんぶんこ」&「かわりばんこ」スタイル。

 

人事:「どうしてそのスタイルが出来上がったんですか?」

 

私 :「結婚当初から平等でありたいねって話してて、体現したまでですよ〜(ドヤっ)」


妻 :「はぁ?最初は全然出来てなかったくせに、何言ってんの!?上の子が生まれた時なんてアンタ‥」


調子乗った瞬間、妻の暴露が始まり、人事を前に赤っ恥です。。笑

 

まぁでも、思い返せば妻の言う通り。1人目が産まれた時は妻は時短をとってくれていて、夕飯の支度と保育園のお迎えは妻に任せっきり。私はというと、異動直後と言うこともあり、残業で夕食に間に合わないことも多々ありました。

 

当時は気がつかなかったんですが、夕食って準備から食べ始めるまでが特に忙しいんですよね。今思うと、子どもに食べさせることを優先し、妻は冷めたご飯を食べている横で、私はビール片手に温かい食事をのんびり食べていました。


さすがにみそ汁を温め直したり、ご飯をよそったりは自分でやっていました。ただ、「ヘトヘトで帰ってきてるんだからさ、俺のご飯準備してよ〜」なんていう甘ちゃん発言(じぇじぇじぇ)がきっかけでよくケンカしてましたね。

今もし帰りが遅くなるものなら、問答無用でご飯はお預け。即、子どものお風呂係です。


私が生来だらしないのもあるのでしょうが、幼少期に目にしていた自分の父親と母親の役割分担を無意識に求めてしまっていたのだと思います。子供が生まれる前ならまだしも、出産後も期待してたのと違う〜って正直思ってました。

 

そんな私に妻は粘り強く『平等』を求めてくれました。「6時間しか働いてないんだからさ〜」なんていう私のサイテー発言は一蹴し、「仕事のあとに急いで夕飯の準備してワンオペ育児してる方が絶対大変だから!!」と正しい主張を続けてくれました。それがフルタイム復帰後の「はんぶんこ」&「かわりばんこ」スタイルの礎となっています。

 

この制度はよくできていて、相手の家事・育児にケチをつけるもんなら、UNOのドロツー返しの如く、溜まっていた不満が自分に返ってくる怖さからくる自制心が働き、円満家庭に繋がります。

 

それ抜きでも、保育園の送り迎えはぜひ交互にすることをオススメします。送りの時の「この人でなし!」とでも言われているような子どもの冷たい目線や泣き叫びが、お迎えになると一転。一直線にこちらに向かってくるあの愛くるしさといったらたまんないです。

 


少し話が逸れてしまいました。

せっかくなので各分担の裏でもう片方は何をしているかについて書きます。


1.食事作りの裏

保育園から帰ってきて、子供達の手を洗ったり、机の上を片付けたりしています。

近頃はテレワークで、迎えにいく頃に夕食担当が準備を始めるので、あっという間に夕飯の時間です。


2.(食事後の)片付けの裏

下の子にご飯を食べさせています。

集中力が10分も持たないので椅子から下ろして遊ばせつつ、隙を見てはミニおにぎりにしたご飯を詰め込む時間です。


3.洗濯の裏

代わりに夕食係です。

ちなみに朝は保育園の送り担当が朝食作り、その間にもう片方は子どもの身支度や寝具の片付けをします。


4.保育園の送迎の裏

朝食の片付け、ゴミ出しの準備(ポリ袋を括ったり)、布団干しをします。

家族を送り出したあとは、急に1人きりになって寂しいので、大抵趣味のジャズを聴いていますが、帰宅時の妻の「スカした音楽聴きやがって」的な目線に耐えきれなくなり、最近は玄関ドアのガチャの音を聞くや否や消しています。

 

 

意外にメイン担当の「裏」にもやることはあるんですよね。

そこまで分担するのはいやらしくて…と我慢してどちらかがやられている家庭が多い気もしますが、うちは小さい不満が募ると嫌なのでこの辺りも細かく分担しています。


もちろん一回の話し合いで決まったわけではなく、どちらかが釣り合わないと感じた時に、負担の大きさを話し合って、少しずつ形になっていきました。その意味でもかわりばんこにすることで話し合いの終着点が「負担の押し付け合い」ではなく「負担の分かち合い」に繋がるので我が家では効果的に働いています。


とはいえ、役割の質(食器洗いの丁寧さ等)に関しては未だにケンカしますけどね。

その辺りも機会があれば書きたいと思います。